前回は、「足に良い靴」の選び方を少しだけお話しました。
① 「かかとの固い靴」
② 「足の指の関節部分で曲がる靴」
③ 「履いた時、つま先に指一本分のゆとりのある靴」
でしたね!
今回から数回に渡り、「足のサイズ」についてお話したいと思います。
皆さんは、ご自分の足のサイズ、知っていますか?
「いつも履いている靴のサイズだからそんなのわかってるよ!」
という方もおられるとおもいますが・・・。
結構自分の足のサイズとは違う靴を履かれている方、多いんです。
当院では、正しい足のサイズを知ってもらう為に、インソールを入れる際や、靴を探している患者様に対して、実際に計測を行っております。
計測項目は
① 足長 (そくちょう)
② 足囲 (そくい)
③ 足幅 (あしはば)
④ 足高 (そっこう)
主に4つを計測していきます。
そのなかでも今日は、 ① 足長 (足の長さ) についてお話します。
計測する際は、このような
フットスケールという道具を使って計測します。
まず立った状態で、足を肩幅に開きます。
そして、かかとから足のつま先一番長いところまで合わせていきます。
左右とも計測しますが、足の長さは左右で数ミリ~1センチ近く違うことも多いです。
逆に、左右全く同じ長さの方のほうが珍しいです。
利き足、重心のかけ方、構造的なものでは扁平足や外反母趾などの影響で、左右で差が生まれます。
なかなか、正確な足のサイズを知る機会はないので、
「いつも27センチ履いてます」
という方が・・
実際に計測すると25センチで、ずっと足に合わない靴を履かれてた。
ということも実際、当院でありましたので・・・。
ぜひ一度、靴屋さんなどで、正確に測ってもらうことをお勧めします!
もちろん、当院でも計測致しますよ!