早いもので今年もあとひと月半となりました。。
かな~り久しぶりの更新なのですが、今日は皆さん誰でも履いている
「靴」
についてお話しようと思います。
当院は、フォームソティックス・メディカル(矯正用インソール)を扱っており、
このインソールは、体のバランスを整えたり、痛みを取り除くのに非常に有効です。
しかし、、、
土台の靴がいまいちだと、いくらインソールが良くても効果が半減してしまいます。
なので当院では、インソールを入れる際には、靴についてもお話させて頂いてます。
皆さんは、新しい靴を選ぶとき、何を重視していますか?
「カッコいい・かわいい靴」
「おしゃれな靴」
「履きやすい靴」 などなど・・・。
その人によって色々あるとは思いますが、
今回は、「足に良い靴」の選び方のお話をしようと思います。
一口に「足に良い靴」と言っても、皆様ひとりひとりに足の形、靴を履く時間、どのような時に履く靴なのか、選ぶ条件はたくさんあるのですが、
一般的に「足に良い靴」を選ぶときに、最低限これだけは押さえて欲しいポイントを、3点だけご紹介していきます。
まず1つ目は
「かかとの固い靴」
かかとの固い靴は、ヒールカップと言われるものが付いていて、このように左右から強い力で押してもビクともしません。
こちらの靴は・・・。
かかと部分を軽く押しただけでぺしゃんこになってしまいます・・・。
人間は歩くときにまず、かかとを衝くのですが、衝いた際にかかとが真っ直ぐ着けずに、内側や外側 (特に内側が多いです) に傾いてしまう方が非常に多いのです。
かかとの傾きが起こると、足の骨の配列が乱れ、足のゆがみ、そして全身のバランスをも崩してしまう可能性があります。
なので、かかとのブレを防ぐために、靴はかかとのしっかりしたものを選びましょう。
そして2つ目は
「足の指の関節部分で曲がる靴」
このように、靴の前後から挟むように力を加えると、足の指の関節部分で曲がります。
こちらの靴は・・・。
軽く挟むだけで、真ん中から折れ曲がってしまいました・・・。
足と同じ関節部分で曲がらないと、正常な歩行が行えずに、足がゆがみ、足の骨の配列が乱れる可能性があります。
なので、しっかりと足の指の関節部分で曲がる靴を選びましょう。
最後に3つ目は
「履いた時、つま先に指一本分のゆとりのある靴」
今までの2つは、靴そのものの観点からのお話でしたが、この3つ目は、サイズの観点からのお話です。
まずは、かかとで靴を合わせます。
よくやりがちな、つま先トントンはだめですよ!
かかとを合わせて、しっかりホールドさせたら、靴ひもを結んで。
つま先に指一本分のゆとりがあるのがベストです!
ゆとりが大きすぎると、靴の中で足が遊んでしまいますし、逆にゆとりが小さいと、痛みや血流障害を引き起こす恐れもありますので注意しましょう。
以上、3点を今回はご紹介したのですが、
靴を選ぶ際はぜひ、この3点を気にして選んでみてください!
靴を履いているときの歩きやすさ、疲れにくさが確実に変わってくると思いますよ。