さあ、大分間が空いてしまったのですが・・・。
前回は足のサイズの中でも足の長さについてのお話でした。
今回は、 足幅・足囲 についてお話します。
まず、 足幅とは
親指の付け根の出っ張り~小指の付け根の出っ張りの一直線
を測ります。
こんな感じで。
次に、足囲とは
親指の付け根の出っ張り~小指の付け根の出っ張りに合わせて
メジャーで周囲の長さを測ります。
こんな感じで。
この2つを測って、足の横幅の長さを見ていきます。
日本の靴のサイズはJIS(日本工業規格)に基づいて、
サイズ(足長)
ワイズ(足囲)
足幅
の寸法を表示するようになっています。
サイズは皆さん知っているでしょうが、
ワイズ(ウィズ)と呼ばれる幅の表記があるのをご存じでしょうか?
女性では
A・B・C・D・E・EE・EEE・EEEE・F の9段階(Aが細く、Fに近づくにつれ太い)
があり、
日本人女性の平均は
「D」
と言われています。
男性では
A・B・C・D・E・EE・EEE・EEEE・F・G と10段階(Aが細くGに近づくにつれ太い)サイズ表記があります。
日本人男性の平均は
「E」
と言われています。
(これは諸説あって、Dが多いとも言われています。しかし、私が臨床で診た限りでは平均してDよりもEが多い気がします。)
このように、足囲と足幅を計測して、ご自分のワイズを知って頂きます。
よく、日本人の足は幅広・甲高という都市伝説がありますが・・・。
それを鵜呑みにして、実際は幅が普通より細めなのに、いつも幅がワイドのモデルばかり選んでいて、ずっと足に合わない靴を履かれていた・・・。
という方も実際におられました。
自分が、幅広のタイプの靴を選べば良いのか、
普通で良いのか、
細身を選んだほうが良いのか、
自分の足の幅のタイプを把握しておくことは、今後の靴選びに必ず役立つと思いますよ。